彼らは遠い国から、天の果から来る。 これは、主とその憤りの器で、 全地を滅ぼすために来るのだ。
また、彼は大いなるラッパの音と共に御使たちをつかわして、天のはてからはてに至るまで、四方からその選民を呼び集めるであろう。
矢をとぎ、盾を取れ。 主はメデアびとの王たちの心を引き立てられる。主のバビロンに思い図ることは、これを滅ぼすことであり、主があだを返し、その宮のあだを返されるのである。
見よ、わたしは大きい国々を起し集めて、北の地からバビロンに攻めこさせる。彼らはこれに向かって勢ぞろいをし、これをその所から取る。彼らの矢はむなしく帰らない老練な勇士のようである。
それは、北の方から一つの国民がきて、これを攻め、その地を荒して、住む人もないようにするからである。人も獣もみな逃げ去ってしまう。
見よ、主はこの地をむなしくし、 これを荒れすたれさせ、これをくつがえして、 その民を散らされる。
見よ、わたしは、しろがねをも顧みず、 こがねをも喜ばないメデアびとを起して、 彼らにむかわせる。
主は旗をあげて遠くから一つの国民を招き、 地の果から彼らを呼ばれる。 見よ、彼らは走って、すみやかに来る。
ああ、勇士たちは倒れた。 戦いの器はうせた」。
その日、主はエジプトの川々の源にいる、はえを招き、アッスリヤの地にいる蜂を呼ばれる。
ああ、アッスリヤはわが怒りのつえ、 わが憤りのむちだ。
さあ、わが民よ、あなたのへやにはいり、 あなたのうしろの戸を閉じて、 憤りの過ぎ去るまで、しばらく隠れよ。
見よ、主の名は遠い所から 燃える怒りと、立ちあがる濃い煙をもって来る。 そのくちびるは憤りで満ち、 その舌は焼きつくす火のごとく、
主はすべての国にむかって怒り、 そのすべての軍勢にむかって憤り、 彼らをことごとく滅ぼし、 彼らをわたして、ほふらせられた。
あなたがたは皆集まって聞け。 彼らのうち、だれがこれらの事を告げたか。 主の愛せられる彼は 主のみこころをバビロンに行い、 その腕はカルデヤびとの上に臨む。
あなたがたは見て、心喜び、 あなたがたの骨は若草のように栄える。 主の手はそのしもべらと共にあり、 その憤りはその敵にむかっていることを知る。
聞け、地の全面から、 わが民の娘の声があがるのを。 「主はシオンにおられないのか、 シオンの王はそのうちにおられないのか」。 「なぜ彼らはその彫像と、 異邦の偶像とをもって、わたしを怒らせたのか」。
主は武器の倉を開いて その怒りの武器を取り出された。 主なる万軍の神が、 カルデヤびとの地に事を行われるからである。
それゆえ、わたしはわが怒りを彼らの上に注ぎ、わが憤りの火をもって彼らを滅ぼし、彼らのおこないを、そのこうべに報いたと、主なる神は言われる」。